ロシア、ウクライナ侵攻

久方ぶりの池上彰っぽい感じで、、、

電光石火のロシア軍、ウクライナ侵攻。費用対効果の観点から侵攻なしと見ていた予想の遥か上を行くプーチンの行動

各国から経済制裁、金融制裁、$決済凍結、原油、天然ガスの輸出に頼るロシア経済は疲弊するので、合理主義者のプーチンが2023年に選挙を控えてクリミア侵攻時のようなミスは犯さないと予想していましたが、、、

戦争時、株は買い

年初より米利上げの織り込み度の上昇を嫌気した株は利食い先行で軟調。その調整は10%程度。20%超えてくると、経済失速懸念で更なる下落リスクとなりますが、昨日アジア時間からグローバル株式市場は売り一色となったものの、NY市場では株価は戻して終了。

エネルギー価格の上昇⇒インフレ予測↑で3月の米利上げに向けて売られ過ぎでいた銘柄の買戻しを中心に(Selling on the Rumor )Buying on the factで終了しています。一方ロシア近い欧州の株式は、大きく下げて終了。また供給懸念から原油は一時1バレル100$超え。非鉄のなど実需に関わる金属や、ロシア、ウクライナは小麦の生産シェアが高く、コモディティ価格の上昇。ウクライナ侵攻はインフレを加速させる可能性ありで、市場の注目は米連邦公開市場委員会の今後の金融のかじ取りに戻るはず。

過去に11月の中間選挙に向けて利上げをした米大統領は負けている。バイデンは6月にかけてインフレファイターとして鼻息の荒い米連銀に高インフレを抑制させる=株価は調整。そして年後半は利上げのペースを落とし、株価右上がりで中間選挙を迎えたいはず。

目先はウクライナに絡んだ突発性のNewsに左右され、株価の押し目は拾われるもののまだ頭は重たい。でもヴァリエーション調整はされており、今まで高くて手の出ない銘柄も拾うチャンス。

為替:$円

$円は3月でいったんPeak Outのイメージ。米金利市場は3月の利上げめちゃくちゃ織り込んでいて、利上げやったのと同じ効果状態と なっています。10年債利回りのアノマリーがあって、1月2-3月まで金利上昇(116円まで)その後夏まで調整で下がる。それでも113円~114円台。max、112.40-50程度。今回もアノマリーとなるなら、米金利に相関の高い$円は前回の高値の116円は超えず、6月まではコアが113円~115円、外側が112円~116円。さてどうなる ?!   Let’s see how it goes !

投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、発行者は責任を負いかねますことをご了承願います。Chart1:提供Dukascopy BankSA

Keep pushin’

2B Continued LLCOOLD2

 

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