アイスマン’s ブーツ
大二です。
今回は少し座学っぽい内容となります。
私たちが使用しているレザー、、つまり動物の「皮」からできた「革」。
私たちが食べている肉の家畜の「皮」からつくられており、「皮」をとるだけでお命を頂戴しているわけではありません。皮は畜産家の方々が育てた牛、豚、山羊、羊の副産物となります。豚の皮は100%日本の地産地消。輸出もされています。
家畜以外の動物の皮はエキゾチックレザーと呼ばれ、ワシントン条約=CITESによって厳格な基準で規制されており、例えばワニは養殖された個体のみの使用可となります。
アジアではタイで養殖されていますが弊行して養鶏場も経営しており、食べない肉以外の部分はワニの餌となっています。トカゲや蛇は絶滅危惧種とそうでない種と厳密に分類されており、養殖された個体でない種の皮も使用されることもあります。
「皮」と「革」の違いは?
「皮」はなめす前の生のまま。そのままでは腐ったり、硬くなったりします。
「革」はなめした後の皮であり、様々な工程を経て革=我々に身近な素材に改質されたものとなります。
「なめし」とは?そのままでは腐敗したり、硬くなってしまう「皮」を様々な工程で「皮」を素材に改質することをいいます。英語のTanning(鞣し)。木の樹液に含まれる渋と水を使用し腐らないようにすることで、始まりは狩猟して居住エリアに戻って肉は食べ、剥いだ皮は、皮や湖に放っておいたのでしょう。居住エリアには雨除けの樹木もあったでしょう、樹木のから抽出される「渋」Tanと反応し、何か月経っても腐らずに残っており、毛も生えいるため、着たら暖かった、、、1991年にアルプスで氷付けで発見された「アイスマン」は既に革のジャケット、パンツ、靴、帽子までまとっていました。
5300年前のアイスマンの靴
My AR North Pacific,,,,,,Iceman Boots!!!???
Keep pushin’
2B Continued LLCOOLD2
参考資料:一般社団法人 日本皮革メインテナンス協会