為替予想

アメリカはサンクスギビングを過ぎるともうX’mas。

年末にかけての$需要は金利市場が先物だけで為替への影響はほぼなし。

市場のフォーカスはコロナウイルスのワクチン開発進展と米政権移行がスムーズか?トランプだからなるわけね~か?

概況:

欧州

欧州主要株式指数は上昇。中国の10月工業企業利益が大幅に増加、独政府が企業向け追加パンデミック支援を発表。ユーロ圏11月景況感指数が予想を上回ったことなどが理由。EURは対$で1.19台を回復し1.1960付近、対円では124.40レベルで高値引け。

米国

前日THKS Gvngで間落ちのNY市場はロングウィークエンドモード。サービス業もコロナ禍でシュリンク気味の中、週明けまで経済アクティビティーはほぼストップ。トランプ大統領が来週のワクチン配布の可能性に言及したため期待感から一応リスクオン継続。$売り各国通貨買いでクロス円は上昇。$円は$売りで上値が切り下がるが、クロス円の円売り圧力で下値も限定的。ダウは+38ドルでフラット引け。$円は104.00付近で終了。

相場予想(チャート分析):

変動要因はコロナウイルスのワクチン開発進展期待や米政権移行懸念。

リスクオン(リスク選好)の$売り各国通貨買いが牽引しクロス円が堅調。

$円はその$売り圧力で依然上値の重たい展開継続。かといって堅調なクロス円の円売り圧力もあり、大きく下落することもなくサンドウィッチ状態が継続。ただチャート分析上では103.80-90が下抜けすると、いったん103.10-20の前回の安値を目指し、また更に下抜けしてくるなら102.70-80が目先の押し目のターゲット。一方104.50-60を上抜けしてきた際は105.00-10程度の上昇の1rtステージとなり、更に↑抜けしても106.00までの上昇余地。

前回フォーカスしたAUD円は前回の高値の76.90-95をいったん上抜けしたものの、2ndエフォートないまま高値付近の76.85-90で引けており、依然、底硬い展開が継続。77円~78円エリアを上抜けした際には83~84円台までの上昇余地。

投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、発行者は責任を負いかねますことをご了承願います。Chart:提供Dukascopy BankSA

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