靴のサイズはあくまで目安です
靴のサイズ
通常靴屋さんでは以下の会話となります、、、
「普段の靴サイズだと25センチを履いてます」
「そうしますとUS7ですね、、」
7? 7インチ?
1インチ=2.54センチですから7*2.54=17.78センチ。
25センチではありませんね? なぜ??
日本の場合JIS(日本産業規格⇒主務大臣が制定するが制定する日本の国家基準の一つでJIS=ジスまたはJISジス規格と言われています)によって足の長さはメートル法に基づいてcmを単位とし0.5mmを1ピッチとしています。また「25センチを履いている、、」の25cmは足入れサイズであり、実際の足の長さ(足長)±2mmで248mm~252mmの方の対応サイズとなります。つまり靴の長さには「捨て寸」⇒爪先の余裕寸法をプラスしてあり,男性ならば約1.5~2cm、女性(パンプス等)は1cm爪先に余裕があります。に対して欧米のサイズはいずれも「靴型(ラスト)サイズ」となり靴のかかとから爪先の先端となるので、日本のサイズに換算するときは捨て寸(目安:男性1.5cm & 女性1cm)を差し引いて調整します。
【欧米の靴は2つのサイズシステム】
- イギリスサイズとアメリカサイズ
もともとイギリスでつくられたシステムで、アメリカサイズはそのバリエーション
- ユーロサイズ
ヨーロッパで使用されているサイズでもともとはフランスでつくられて広まったためフレンチサイズともいう
【規格が異なります、、、、イギリス、アメリカはちょっと面倒くさい】
- イギリスサイズとアメリカサイズは靴の1サイズが1/3インチ=約8.5mmなんです。
そのハーフサイズが6.5や7.5と表示され.5=約4.2mm
- ユーロサイズは2/3cm(約7mm)が1ピッチで基本ハーフサイズはなし
サイズの起点と表示
- 日本サイズとユーロサイズは踵起点で0スタートでつま先までの長さ
- イギリスとアメリカサイズはサイズの起点が異なっていて
イギリスは約4インチが0スタート
アメリカは3インチ11/12が0スタート
その後は共に1,1 1/2,2,2 1/2,,,,13 まで(1~13 までが子供サイズでその後から大人のサイズが1,2,3,,,,,と続きます。
ですので、、、、
アメリカサイズのMen7=Base 3 11/12(99.5mm)+13*8.5(110.5mm)+7*8.5(59.5mm)=269.5mm
約27cm(靴の踵~爪先の長さ)となります。が、、、なぜ「25センチですね、、、」なのか?
というと欧米は靴型のサイズ=靴の外~外の実寸が約27cmなので余裕寸法(捨て寸)を男性ならば目安1.5cm(女性ならば1cm)を差し引いて「25センチですね、、、」となるわけです。
正直「めんどくせー、、、」
正直「めんどくせー、、、」
「サイズはあくまで目安です、、、、」
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