足の浮腫み(むくみ)には第2の心臓を使いましょう
大二です。
足に座学その3?でしたっけ?
浮腫み(むくみ)について簡単に説明します。
皆さんの普段生活の予備知識に役立てば幸いです。
足の浮腫(むく)み
ヒトは重力に逆らって立ち上がったために、脚に血液やリンパ液が溜まりやすくなってしまいました。
ですので寝たきりの人は背中に浮腫みが生じるし、重力がなければ上半身にも体液が十分にいきわたるので、
作業中の宇宙飛行士の顔が浮腫んだように見えちゃいます。
浮腫(むく)みは:
1全身性浮腫⇒腎臓病、腎臓病といった全身性の疾患が原因
2局所性浮腫
に分けられるます
全身性浮腫は腎臓病、腎臓病といった全身性の疾患が原因である場合がほとんどで健康体であるにも関わらず、
特に下肢だけが集中的に浮腫んでしまのは、血行不良が原因であることが多いんです。
浮腫みが激しいところは、細胞のガス交換が十分に行われず、老廃物が沈滞し、代謝が滞るので、だるさや冷え、
ひどい場合はしびれを感じることもあります(健康な人ならで、生体恒常性が正常に機能しているので、ひたすら浮腫み
続けたり、逆に痩せ続けたりすることはなく、一日の間に浮腫みと痩せを繰り返しています
男女50人の足の長さ、足幅、足囲(前回説明したポールジョイント部分のぐるっと回した長さ)のサイズを10時と19時で
比較すると朝より夕方の方が大きくなった人が半数程度で、逆に小さくなった人も3割前後いるので、データ上は
「誰もが朝より夕方の方が足は浮腫む」とは言い切れません。
<健康な人の足が浮腫む原因>
*長時間の立仕事(とくに一か所の留まったままほとんど動かない状態)
*長時間の座り仕事
*妊娠
*肥満
*筋力の低下
*足に合っていない靴の着用等⇒これ重要
つまり血行不良が原因なので、その日の過ごし方や、どのような靴をどれくらい
履いて過ごしたか?などで浮腫みの程度や時間帯も異なります。
足に合っていない靴を履くことも足が浮腫む原因となるので、足の浮腫みやすい方は靴選びは慎重に。
【ミルキングアクション】
足の浮腫みを解消する有効な手段として「筋肉ポンプをフル稼働」させることが挙げられます。
体液には血液、リンパ液、組織液があり、このうち血液の循環は心臓が一手に引き受けてくれています。
ですがヒトは二本足で立ちあがったために、足元まで行った血液を重力に逆らって押し戻すのが心臓のポンプ機能だけでは
一苦労。そこで筋肉の間を走行している静脈に対して、筋肉を動かし、収縮させることでマッサージをしてあげれば、
滞留していた血液は上へと押し戻されます。静脈には逆流を防ぐ静脈弁(逆流防止弁)がついており静脈血は順調に上へ
移動してくれるます。このように筋肉を使ってマッサージする作用が、手で乳(乳腺)を搾る動作と同様なことから
ミルキングアクション(milking action)といいます。
筋肉ポンプをよく使うことはリンパの循環にも良く、歩くための筋肉は全身の筋肉の2/3に及ぶので
ウォーキングだけでも浮腫みの軽減効果は大きいと言われています。ただし、「足に合ったサイズで歩きに適した
タイプの靴を履く」ことが大前提です。このように足を使えば心臓のポンプ機能を十二分にサポート出来るので、
足は第2の心臓といわれています。足を活発に動かす効果は、浮腫みや冷えの解消、脳貧血防止、高血圧の解消、
体重減少、新陳代謝の向上などよいことだらけ。
長っ、、、眠たくなるので、以上、、、、
第2の心臓に刺激を与えてきました。
Keep pushin’
2B Continued LLCOOLD2