米金利上昇で$高円安で久しぶりの119円
大二です。
わかりづらいけど、あ~~~そうなんだ程度で、、、
$円は前回の高値116円を上抜けして119.49高値まで上昇。心理的なレベルと言える120円に迫っています。
米金利上昇はこの3月の利上げまで。市場の金利上昇レベルは3~4回利上げやったと同じ効果となって水準まで上昇しているのですが、ちょっと織り込みすぎ?10年債利回りは過去1-2-3月まで利上げ織り込みで上昇、実際に利上げ後は夏頃まで下がるアノマリーがありますが、利上げ後もアメリカの中央銀行にあたる米連銀要人はインフレファイターとして鼻息荒いタカ派発言が続き、10年債利回りは、3月21日のNY市場で2019年の5月以来の2.3%まで上昇幅を拡大してきました。NYダウは以下のグラフのように年初来、利上げの織り込み度の上昇を嫌気して11%程高値より下落。ただこれは買われ過ぎた分の調整と言えます。ただこのまま市場の金利が上昇し続けると景気抑制し過ぎの懸念となり、株は更に下落し、前回安値の32,600近辺を下抜けし、10%以上大きく調整、例えば20%下落なんてことになれば、な投げ売りが始まり、景気後退時と同じようなパターンとなりまずいわけです。
政治的には、まだ先の話とはなりますが、アメリカは11月の中間選挙を控えており、バイデンは高インフレを抑制した大統領として評価され中間選挙を迎えたい。因みに過去に11月の中間選挙を控えて利上げをした大統領は負けています。米連銀は発言を通して市場の反応を見ながら、現状の行き過ぎたインフレ率をピークアウトさせる行動に出ています。多分6月頃までかな、、株は戻しても上値が抑えられ、押し目は買いが入るが、需要減退気味となり、高値更新とはなりづらい展開になり、そして11月の中間選挙に向けて、年後半は利上げのペースを落としながら中間選挙を迎える、、なんてシナリオを個人的には描いています。
さて、120円抜けちゃいそうな勢いの$円ですが、恐らくひっかけてくると思います。添付のチャートは2011年辺りからの値動きですが、前回も記述しました通り、中長期的にはグラフ内の右上がりの平行線の中をZig Zagやりながら125円を目指します。この分ですと調整があっても平行線の下限当たりの114円割れから、下手をすると115円が押し目となりそうです。
日本はスタグフレーションリスク。景気が回復してないのに物価上昇。企業はさすがエネルギー価格の上昇などで価格転嫁をしなければならなくなってきたため、食品を中心に値上がりをしています。インフレ率上昇。大規模金融緩和を継続する日銀総裁黒田さんは来年で任期終了、となると次期総裁によっては日銀も利上げ、、、、そこまで急激に景気回復されるとは想像できないので、、
Let’s see how it goes.
Keep pushin’
2B Continued LLCOOLD2
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