為替情報:リスクオン

大二です。

昨晩はリスクオンで各国通貨買いの円売り

概況:

欧州

欧州主要株式指数は反発。中国の製造業の改善、製薬会社のファイザーとビオンテックが欧州連合(EU)当局にコロナワクチンの認可申請でリスク選好。英国も「週末までに新型コロナウイルスワクチン配布へとの報道でEUR、英ポンドが上昇。欧州中銀ラガルド総裁は経済が依然、損害を被っているとし、経済を支援するためにいくつかの手段を再調整すると、12月理事会での追加緩和の可能性を再度表明。

米国

米11月のISM製造業景況指数に予想を下回りドル売り、ペンス副大統領がワクチン配布を2週間内に開始する可能性を示唆。また年内の追加経済対策への期待が再燃しリスク選好の円売りでクロス円が上昇。EUR$は前回の高値1.2010を上抜けして1.2076、EUR円も125.90高値まで上昇。ダウは29,823.92+185ドル、$円はリスク選好の円売りでLDN開始直後につけた安値の104.18から104.58まで上昇後は、104.30付近でClose。

相場予想(チャート分析):

コロナウイルスのワクチン許可申請、配布期待がメインドライバーとなりリスクオン(リスク選好)の$売り各国通貨買いが牽引しクロス円が上昇。特に12月10日の欧州中銀理事会でラガルド総裁が追加緩和の表明をしている為、頭を抑えられていたEURがストップロスを伴って高値を更新。2008年の高値の1.60から抵抗線をしっかりと上抜けしてきており中長期的のトレンドは↑。ただ経済ファンダメンタルズ的には対ドルでのEURの上昇は難しい(米国と比べ景気回復も遅れており、欧州中銀は追加緩和を表明しているため、対米での金利差は拡大⇒$有利。EUR高は牽制)。欧州中銀理事会までは恐々上値をトライするものの、当日前には下方向に調整が入ると思われるが、、、徐々に底値は切れ上がり傾向か?

今回のフォーカスはNZD円。前回の高値の73円台へ突入。更には2015年の94円台からの中長期のトレンドラインを上抜けしてきており76円~80円を目指す展開予想。

2B Continue D2

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